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6月, 2019の投稿を表示しています

間取り公開と後悔

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ともぱぱ家の間取り、公開します。いまさら後悔した点も。 【1階】 1階はだいたい26坪、平均よりやや広めだと思います。60%をLDKが占めていて、あとは4畳半の和室と大きめの納戸(ここにはスチールラックが5~6台入る予定)。ソファは置かない予定なので、低めの大型テーブルを核にしたリビングダイニングで、生活のほとんどを過ごそうと思ってます。 薪ストーブ前は、ラグを敷いてネコとごろごろしたり、坊ちゃんが遊ぶ空間のつもり。 シューズクロークの一角に、低温食品庫(リンゴとか野菜とか、ストックのペットボトルとかを入れる)を計画しています。北海道の家では、「冬、涼しいところがない!」というのが最近困りごとで、このように敢えて中断熱にした低温パントリーが流行っています(外に置くと全て凍るし、逆に家の中はどこも同じ室温でミカンなど痛みが早い)。 シューズクローク奥には犬の足洗い場(北海道の初冬と雪解け時期は、とにかく足が真っ黒になる)と、ロードヒーティングのボイラーが入ります。トイレとの間には、ネコドアを付けて、黒猫がトイレに通えるようにします(人間トイレに猫トイレも置く)。 エレベーター裏の吹抜けには、4mの高さまで坊ちゃん用のボルダリングウォールを貼り付ける予定。ウォールとホールドは、 こちら で購入しました(意外と高価)。2階の吹抜けフェンスの一部が、登りきったときの出口になります。 エレベーターは、車椅子がギリギリ入る2人用( パナソニック1608フィットV )です。本当はコスト削減の有力候補でしたが、職場のリノベでエレベーターのありがたさを知ってしまったので、何とか残しました。 和室との隙間は、将来グランドピアノが入れられるよう、ベタ基礎の上にグリッドポストという補強コンクリートを置いて、根太?を増やしてあります。 階段は、ゆったりめの設定にしました。奥様は年に2回階段から滑落するので、段数を増やし(通常14段→16段)て、踊り場には段差のない状態。1階から見える階段室の吹抜けが広々感を出してくれないかな~と期待してみました。 【2階】 総二階建ての2階には狭い個室が並びます。 坊ちゃんのお部屋は左上角で、造り付けのベッドの面積を入れても5畳くらいでしょうか。 反対側は書斎と書いてありますが、こちらは事務室の予定で、子供が増えた

大工さんが入ると… あれ??

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大工さんが入って4日目でここまで進みました。もう2Fの根太レス合板も貼ってあります。すごい! ここで一つ問題が発覚。当初、設計士さんが「玄関土間には、温水暖房を施して冬の雪に濡れた靴が乾くと良いですよ」と言ってましたが、どうも土間になる部分には温水配管が入りそうな感じがしないのです。現場監督さんに聞いたら「そういう仕様にはなっていないですね」とのこと。 すぐに設計士さんに相談してもらって、何とかしてもらうことをお願い。 他にも2Fの洗濯機置き場の床補強が間違ったところに入ってました。 「見てもよくわからない」ものですが、後悔しないようにしっかりチェックしたいと思いました。

あきらめたこと

プランニングの段階で泣く泣く諦めたことをまとめました。 1)中庭 プロは「パティオ」とか「コートハウス」と言うそうですが。 憧れました~、中庭でコの字型の間取り。。。 国木ハウスさんにプランニングをお願いしていたとき、素敵なプランが2つ提案されました。 でも…。 敷地が狭いと、間取り側にシワ寄せが来るんですね。 ダイニングがやけに狭くなったり、何よりも動線が複雑になってしまいます。 うちはエレベーターや薪ストーブのための吹抜けのために固定しなきゃならないスペースが多く、それを配置しながらだと間取りに制限が発生してしまいます。 何より、コの字型の建物だと、同じ面積でも建築コストが高くなりますね。 2)車庫 車庫って意外と建築費かかるんですよ。大した内装もしないのに普通に坪単価50万くらい。二台分のインドア車庫のある家って、僕にとっては豪邸です。 大岡産業の建築士さんが当初考えたのは、「車庫と風除室を一体化して、玄関を入ったら車のヨコを抜けて内玄関へと入る」プラン。 車置き場の床は大理石風でおしゃれで、車も引き立って見える素敵な計画でした。 ただねー、真冬の北海道ではエンジン暖めないとならんのですよ。今の車の排ガスがいくらきれいになったと言っても、10~15分排出される排ガスの蓄積も健康上気になります。車庫の後側には、果物や野菜を保管する低温パントリーも作る予定だったので、奥様が排ガス汚染を心配したので、予算問題も重なり、とりあえず車庫計画はペンディングとなりました。設計士さんに「数年後可能なら増築したいので、増築しやすさを考えたつくりにしてね」とお願いしてあります。 3)中二階の収納 階段途中の踊り場から、車庫の上部に侵入する大きな収納を考えてましたが、車庫とともに消滅。 4)星見デッキ いわゆる屋上です。新居の土地はやや高い場所にあって3Fの高さになれば都心方向や、手稲山・藻岩山から恵庭岳まで見渡せます。銀河の観察も好きなので、できれば屋上が作りたかった~。3畳くらいの広さを作るだけで見積もりでは150万円でした。 5)TOTOユニットバスの「楽湯」 うちのユニットバスはTOTOのシンラを採用しました。当初サザナの予定でしたが、ショールームの方が、「このオプション設定だと、シンラでも金額変わらないですよ」と言っ

コストダウン~施主支給編2

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せしゅしきゅうって、発音しにくいですよね。10回繰り返すと早口言葉になりそう。 前回は照明器具でした。他に施主支給になるものをリストアップ。 1)キッチン これが一番大きい支給品。 詳しくは奥様のキッチン迷走ばなしに書きました。当初、建築士さんが「トーヨーキッチンは素晴らしい」と言っていたので、最初はトーヨーキッチン→ディスカウントのためサンワカンパニー→メンテナンスに不安を感じてトクラス、と流れてきました。結局、北海道地区のガゲナウ代理店「 ダーリィアンドパートナーズ 」の西林社長にオーダーキッチンを作っていただくことになりました。 浄水器はシーガルIVを勧められたのですが17万と高価だったので、アマゾンでTOTOの簡易型を見つけてしばらくはそれで我慢することに(約3万)。施主支給品を作ってもらうための施主支給という形になりました。 2)洗面化粧台 1Fに60cm幅の小さいの、2Fは120cm幅を考えてました。これもTOTO→コストダウンのためサンワカンパニー→収納が豊富なトクラス、と流れてきて、最終的には: 1F用はTOTOの化粧台をアマゾンで見つけた。 これで送料込みで約12万。 2F用はトクラス製を楽天で見つけましたが、施工会社経由でも金額が変わらないことがわかり、施主支給は見送り。北海道への送料、高いです! 洗面化粧台については、この2つのコストは36万円です。 2)ガス乾燥機 これは乾太くんになりました。楽天最安値で購入。 3)ネコのドア アマゾンで見つけました。猫トイレを置く1Fトイレに入るためです。 1,500円ですよー!すばらしい。作ってもらったら数万です。 うちのネコ、体重10kgの巨大ネコですが、何とか通れるのは確認しました。 4)薪ストーブ ヨツールF500 になりました。薪ストーブ、煙突、薪置き場とこの冬分の薪を合わせて、近所の坂下ペチカさんにお願いしました。詳しくは このページに 。 5)他いろいろ 子機の付いたインターホン、防犯カメラ&サーバー、職場に余ってたLANケーブル30mなど、数千円単位のものですが、ちょっとでもコストダウンにつながるように頑張ってます。 施主支給は施工会社さんにも嫌がられることが多いようですが、大岡産業さんは

3Dマイホームデザイナー

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職場のリノベで活躍したマイホームデザイナーに間取りを入力してみました。このソフト、高価なのにバグだらけでイライラしますが、ある程度は屋内外の雰囲気がわかります。 屋根の形状の自由度が低いため、北海道の無落雪屋根は設定がとても難しいのですが、外観パースはこんなものでした(ちなみに家の車はアルファロメオではありません)。 果たして完成時のイメージと一致するでしょうか??? 国木ハウスのSさんに感化された「外から見て間取りがわからない家」になってるでしょうか??? うーむ、そうでもないですねぇ。 外構に凝るほどの敷地面積がないので、カーポートと物置、ガスのバルクタンクを置いたら、後は車1台分の駐車場所しか残りませんでした(涙)。 正面の外壁はガルスパン(アイジー工業)をタテ貼りにします。ガルスパンは高いので、残り3面はちょっとお安いガルステージクリアをヨコ貼り(タテ貼りは、「通気胴縁」という部材が必要でやはりお高くなるらしい)。全ての外壁をガルスパンのタテ貼りっていうお家は、資金に余裕ある方じゃないと難しいですね。今どきは、濃い色のガルバが流行りで、たしかに格好良くて悩みました。ただ、色にも流行り廃りがあると思い、あまり使われていないシャンパンシルバーにしてみます。どうなるかな~。 実際のカーポートは傾斜屋根ではないけれど、標準パーツではこんなのしか用意されてませんでした。 物置もポピュラーなイナバ物置なので、そういうのも標準で用意してもらえれば嬉しいですね。 茶色のもごもごした塊は、薪置き場を再現したつもりです。薪ストーブ屋さんによれば、この薪置き場では一冬分には足りない、とのことでした。

土台が出来た

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基礎が終わり、いよいよ大工さんが登場しました。今どきの木材はすべてプレカットですが、施工精度に関わる部分。ここからが大工さん達の腕の見せ所です。棟梁と若い衆2人、なんかキラキラして格好良いです。よろしくお願いします! 土台ができて、通し柱が立てかけてあります。

コストダウン~施主支給編1

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いやーホントにお金足りないっす(涙)。 夫が見積書の千円、二千円を削減する涙ぐましい努力をしてる一方で、奥様はキッチンにバーベキューグリルを付けたいだ、サンワカンパニーの洗面台はイヤだの、洗濯機はミーレにしたいなど、コストを容赦なく積み重ねてくれます。 契約時の見積書で、すでに予算を350万オーバーしてるのに、契約後からのあれこれで、さらに90万ほど赤字になってしまいました。 僕:「ここから、何をどう削ればいいんだー!(頭を抱える)」 断熱や窓などの基本性能には手をつけていないものの、洗濯室のホスクリーンや高額な高級障子を取りやめたり、網戸の数を半分にしたり、そろそろ削減も限界を迎えました。 後は、あれだ。「照明器具の施主支給」 1軒目の家でもやりました。あの時は施工も自分でやったんだっけ(二種電気工事士持ってる)。照明の図面を見直して、「どうしてもダウンライトじゃないとあかん」箇所のほかは、楽天で廃盤品・見切り品を探し当てたり、今の家で使っている何の変哲もないシーリングライトの再利用で、照明器具代がなんと25万削減できました(パチパチ!)。 ネットにはえぇ~っ?って思えるような底値で売っているものがあります。 たとえば、これ、すごくないですか? だいぶ昔の白熱灯タイプの器具ですが、90%引きで売りに出てました(580円/個)。 これに手持ちのE17口金のLEDランプ付ければ、いまどきの照明になっちゃうんです。 僕はこれを8個買って、吹抜けコーナーに付けたり、白熱灯のままで調光装置つけてベッドサイドに使うことにしました。 LED用の調光機って、「もうちょっとだけ暗くなってー」と思っても、最後「ぷつっ」と消えちゃうんですよね。 その点、昔ながらの白熱灯だと、ギリギリまで無段階に調光できます。 他にも、 ↑ これが1,200円。 洗面台の側面に使えそうです。 これも半額でゲット。 電気屋さんを通すと、だいたい6掛けくらいの代金になるので、ちょい安く外構のアクセントができそうです。 打ち合わせの際に、電気屋さんに支給リストを見せたら案の定苦笑いでした。 今回の業者さんは、昨年職場をリノベしたときとほぼ同じ顔ぶれで、電気屋さんは僕の過大な要求に応えるのには慣れてると思いますが…。

キッチン迷走~「ガゲナウ教」入信記

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奥様のキッチン迷走も、ガゲナウ代理店さんのオーダーキッチンで収束しそうですが、またもや難題が。。 教祖様である代理店の社長さんの「ガゲナウのバーベキューグリルで焼くと、何でも美味しくなるよ~」という言葉に、さらに信仰の世界にどっぷりとはまってしまいました。 これですな。 強力ヒーターの下に溶岩石が入ってて、炭を起こさずに備長炭なみの遠赤外線で調理できるそうです。食洗機、IHに加えてこれが入ると、ガゲガゲガゲな超ハイスペックなキッチンです。庶民の我が家には贅沢すぎやしませんか。 奥様、これを付けたい気持ちが我慢できなくなり、オーダーに入れてしまいました。 すると、今度はレンジフードの問題が発生します。 90cmの普通のフードでは、IHとグリルを覆うことが出来ないので、120cmの天井吊り下げフードじゃないと煙を吸いきれない、とのことでした。担当建築士のN課長に相談したところ… 僕:「煙や匂いの出る調理はIHの左側でやれば90cmでも何とかなるんじゃね?」 N課長:「レンジフードは、熱源すべてを覆うのが基本です。幅が狭いと、どんどん家が汚れていきますよ。」 僕:「天吊りって、何でも高いですよね。エアコンも天吊りになったら3倍近い金額になるし…」 N課長:「120cmのフードは重いですからねー。取り付けにも追加の補強が必要になりますね…」 天吊りのフードはこれですね。 そうなんです。バーベキューグリルを付けるために、さらに高額なレンジフードと追加の取付け費用が発生してしまいます(あちゃー)。総額を抑えるために、あれを諦め、これを施主支給にして…と、ちまちま頑張る僕を知ってか知らずか、奥様の暴走は止まりません。ガゲナウスパイラルの結果の差額はあなたのへそくりからお願いねー。

家のテーマ

設計の段階で、あるHMの設計士さんが私たちの家を「音が響きあう家」というテーマをつけてくれました。 設計事務所とかは、こういうテーマ付け好きですね。 ピアノ、オルガン、ドラムなど楽器が多いのでこうなったのかなぁと思いますが、楽器はどんなお家でも多少あるでしょ。 うちの家族は、妻は若く子供も小さいのに、私は年寄りです(数年後に還暦)。 いわゆる「子育て世帯の家」と、「まもなく老後になる家」を兼ね備える必要があります。 なので、新築の先輩ブログを見て、「子育て世帯には必須の…」→「なるほど、そーなんだ」とうなづき、「老後が健康に過ごせる…」→「ふむふむ、メモメモ」と参考にさせてもらいました。 家のテーマは何でも良いのですが、僕自身が実現したかったことは: 1)「レースのカーテンなし」で過ごせる家。   レースカーテン、嫌いです。住宅街を歩くと、新築も含めてほとんどの家にレースカーテンがかかってます。プライバシーは大事だけどせっかくなら外の空気感を見られるほうが良い。窓の形や位置を工夫することで、裸族に近いわが家でも気にせず過ごしたい。…との思いで、視線が気になる側の窓はほとんどが高窓や地窓になりました。 2)「大型TVの前にどーんとソファ」のようなリビングではないくつろぎ方ができる家。   気付くと、いつもダイニングテーブルに居るし、奥様はソファですぐ寝てしまうので、低めのダイニングテーブル&チェアでくつろげるような仕様に。ソファの正面に大型TVが鎮座してるのって、「うち、テレビばかり見てます」と公表してるみたいで、何となくかっこ悪いような気がして…(いや、テレビは好きなんですよ)。ソファの代わりに薪ストーブ前の空間をあえて広くして、クッションやロッキングチェアでまったりできるのが良いな~。 3)坊ちゃんの興味を伸ばす余力のある家。   プラレールを思いっきり広げたり、飛行機を飛ばしてみたり、ただ走り回ったり…と、男の子の遊びには本当に広さが必要だと思います。自分が育ってきた経験からも、狭さゆえに遊びの幅を制限したくありませんでした。僕が楽器好きなので、いろんな楽器にも触れることができるといいな、と思います。北海道の冬は家に閉じ込められるので、ボルダリングなどで力を発散できる仕掛けも作りたいと思いました。 なので、寝室も含めて個室空間はミニ

足場ができた

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ベタ基礎が出来上がって、足場が組まれました。 来週から大工さんが入るらしい。

型枠ができてきた

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基礎の型枠ができてきました。 断熱材も付いてますね。 設計士に「布基礎に見えるんだけど・・」と聞いたら、これからベタ基礎へと進化するんだそうです。  右手角が玄関あたりで、中央奥にある四角い部分はエレベーターピットの型枠です。